よいこの情報リテラシー論

情報リテラシー論をわかりやすくうさちゃんが解説するブログです。

8.位置情報で激変の生活習慣

🐰「今日は位置情報についてやるよ!」

🐮「おお〜!!」

 

位置情報を提供するGPSってそもそも何?

🐰「GPS(Global Positioning system)は地球の周りを回る24個の衛星から発信される情報を利用して、受信者とGPSの衛星の位置関係から現在の緯度や経度を計測システムだよ!昔アメリカの軍で使われてたシステムが日常生活に取り入れられるようになったんだ。」

🐮「こういう技術が戦争とかじゃなくてちゃんと日常生活に利用されるのはいいよね〜!」

🐰「今のGPSは精度もかなり上がってきて誤差が1mくらいになってるらしいよ。」

🐮「すごい!!なら位置情報のサービスもどんどん便利になっていくね!」

🐰「確かに便利になるけどもちろん危険な側面もあるからそれも合わせて解説していくよ!」

 

あなたの居場所もしかしたらバレてる!?位置情報の危険性

🐰「まきばちゃんって写真をブログとかに投稿したりとかする?」

🐮「うん!Twitterとかブログとかに載っけるよ!」

🐰「実は写真をネット上に公開するときにはちょっと注意が必要なんだ。写真にはExif情報が含まれていてそこで位置情報とかが見られるんだ。だから気をつけないと他の人に写真を撮った場所がバレてしまう危険性があるんだよ。」

🐮「えーー!?じゃあ自宅で撮った場合特定される可能性があるってことだよね??」

🐰「そういう場合もあるけど、基本的にはFacebookTwitterInstagramは登校時にExif情報は消滅するんだ。でも知っておいて損はないからExif情報の見方を教えるよ!」

 

<写真に記録されたExif情報の見方>

  1. Windowsの場合)画像を右クリック→プロパティを開く→詳細タブを開くと見れる。
  2. Macの場合)画像をダブルクリック→プレビューを表示→ツール→インスペクタを表示→Exifタブを選択して見れる。
  3. Google Chrome拡張機能EXIF Viewer」を使う。(写真にマウスを当てるとExif情報が表示され、GPSが入ってる場合は地図も表示される。
  4. ViewExifのアプリを使ってカメラロール内にある写真から見る。

 

🐮「こんなに見方があるんだね!でもそもそもカメラで写真を撮るときに位置情報が含まれないようにするにはどうすればいいのかな?」

🐰「心配ならスマホのカメラアプリで撮影する際に位置情報をオフにしよう!ただし『このAppの使用中のみ許可』はInstagramやLINEカメラなどのアプリから直接カメラを起動して撮った場合に位置情報「が保存される場合があるので注意が必要だよ!」

 

検索に利用される位置情報!

🐰「Yahoo!で検索する際に『よく使う地域』の指定ができるように検索をするときにも位置情報が使われているよ!」

🐮「Google検索結果の一番下にも地域名が書かれるもんね...。ってことはGoogleとかに自分の位置情報が知られてるってことだよね。」

🐰「そう!位置情報を把握して検索結果の順位を地域ごとにカスタマイズしてるんだ。」

🐮「ちなみにカスタマイズされていない検索順位を見るにはどうするの?」

🐰「一つはシークレットモードを使うことかな。ログイン情報や検索履歴を参考にしない順位がわかるよ。でもあまり正確じゃないかな...。あとは検索結果のURLの最後に『&pws=0』を入れて検索するのも一つの方法かな。ただこの方法を使ってもIPアドレスのアクセスは除外できないよ!」

🐮「IPアドレス...?聞いたことはあるけど...」

🐰「IPアドレスは言ってしまえばスマホやパソコンのインターネット上の住所のことだよ。このIPアドレスがあると、例えばネットで誹謗中傷されたときに相手のIPアドレスがわかればその相手のだいたいの住所(都道府県)が割り出せるんだ!」

🐮「そうなんだ...!」

🐰「これがIPアドレスから都道府県を調べることができるサイトだよ!↓」

www.ipsearch.jp

🐰「あとはこれはあんまり言っちゃいけないんだけど、IPアドレスを把握されないブラウザがあるんだ...。」

🐮「そんなのがあるの!?」

🐰「うん。ハッカーたちが使うTorブラウザっていうのがあるよ。でもこれは悪用じゃなくて正確な順位を知りたいときに使うべきだね...。ちなみに検索するときに色々手順を踏まなきゃいけないから面倒だよ。でも一応紹介しておくね↓」

gigazine.net

 

位置情報で場所と滞在時間までわかっちゃう!?

🐰「実は場所や滞在時間まで位置情報によって記録されちゃうんだよ!」

🐮「ええ〜!それはちょっと怖いな...」

🐰「IPhoneだと『利用頻度の高い位置情報』に表示されてるよ!Android本体にはそういう機能はないけど、Googleに位置情報がいってるからGoogleタイムラインがオンになってると場所・時間・交通手段が記録されてるよ!」

🐮「うわあああオンになってる!オフにしとこ...」

🐰「初期設定でオンになってる可能性があるから必要がない限りオフにしておくことをお勧めするよ!」

🐮「あとこれ以外で自分の位置がバレないように対策するにはどうすればいいの?」

🐰「そうだね、位置情報の投稿をするときに注意することかな。例えば外食したときにお店に入ったときに位置情報を載せて投稿しちゃうと食べてる時にもしかしたらストーカーとかが来てしまう可能性があるんだ。だからチェックイン時じゃなくてチェックアウト時に位置情報の投稿をしたほうがいいね。」

🐮「気をつけます...!」

 

位置情報のメリットは?

🐰「さて、位置情報の危険性を話したところで今度は位置情報のメリットについて説明するよ!位置情報は上手に利用すればとっても便利なんだよ!」

🐮「 知らない場所に行くときに目的地まで行くルートを示してくれることとか...?」

🐰「そうだね!例えばGoogleマップではリアルタイムで地図上の情報が表示されたり、『周辺のスポット』と『おすすめ』を調べられる機能もあるんだよ。渋滞の情報や周辺のお店について調べることができるんだ!」

🐮「Googleマップ、もう地図っていうよりは雑誌みたいになってるね!」

🐰「他にはFacebookでチェックインされるだけでお店が宣伝されたり、YouTubeでもチェックイン投稿やスポット(位置情報GPS)検索ができるようになったんだよ!あとは『現在地や指定した場所の写真で検索』できるようにもなったよ!」

🐮「いろんなアプリやサービスに位置情報って使われてるんだね!」

 

位置情報のこれからは?

🐮「これから位置情報ってどうなっていくのかなあ」

🐰「今もPokémon GOとか魔法同盟など位置情報を使ったサービスが増えてきてるから今後も増えていくんじゃないかな。例えばタクシー配車アプリがあるけど、予約や決済もスマホ一台でできるようになってきてるよ。」

🐮「すごい近未来的だ〜!」

🐰「あとはGoogleマップのライブビュー(ARモード)がもしかしたら実現するかもね!自分の見てる景色の上に道案内やお店の広告が表示されたらもう迷うことはなくなりそうだよね!」

🐮「そうなったらすごく助かるな〜!」

🐰「位置情報は便利な一面とちょっと危険な一面もあるから上手に付き合っていく必要があるね!」

(おわり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7.多様な連絡手段のインフラ化

🐰「今日は連絡手段の変化とメールアドレスについてやるよ!」

🐮「👏👏👏」

 

あなたのメールアドレスは大丈夫?メルアドを採取される怖さ!!

 

🐰「まあ簡単に言うとweb上に自分のメールアドレスを公開したり載っけるのはやめようね!!って話です。」

🐮「そんなの今時の小学生でも知ってるよ〜〜〜あったりまえじゃん!」

🐰「本当にそうかな?」

🐮「え?」

🐰「最近はメルアドを収集するロボットが進化してるからね...。気を抜いてるとメールアドレスの情報が漏れて売られたり、迷惑メールが送られる原因にもなるんだよ。そうなると諦めるか新しく作らなきゃいけなくなる...。」

🐮「うわ〜〜〜怖い!!!具体的にどんな感じに収集ロボは進化したの?」

🐰「まずは僕たちがネット上でコピペできる文章は全てロボットもコピーできるね!」

🐮「ええ〜!!んじゃあ画像の中にメールアドレスが書かれてるとしたら?」

🐰「それもアウト。表の画像を見てるんじゃなくて裏のHTML(webサイトとかを構成するソース、中身)を読まれちゃうからね。」

🐮「それなら文章をスクショすればいいんじゃない?画像のデータしかないことになるし!」

🐰「残念ながらそれもダメなんだ。今のAIは画像に書かれてる文章を読み取ることができちゃうからね... 。ちなみにメールアドレスをリンク化して載せるのもアウトね。」

🐮「もうォ〜!!じゃあどうすればいいのさ!」 

🐰「いい方法はE-mailの画像をリンクにしてお問い合わせフォームに飛ぶようにするか、メールで問い合わせって書いてクリックするとお問い合わせフォームに行くようにするだね。とにかくメールアドレスの扱いには十分に注意が必要だよ!」

 

迷惑メールが来るきっかけは??身近に潜むワナ

 

🐮「そういえばさっき迷惑メールについてちらっと触れてたけど、私メールアドレス公開してないのに迷惑メール時々来るけどなんで?」

🐰「それは日常に潜む罠にはまっているからなのさ...!」

🐮「な、なんだってーー!?」

🐰「まずは迷惑メールに書かれてるURLをクリックする。あとは予測されやすいメールアドレスを使うことかな...。あ、あと迷惑メールに書かれていた返信先アドレスに配信停止メールを送ることね!」

🐮「え!?それダメなの!」

🐰「迷惑メールを送りつける業者はだいたいランダムにメールを作って送りつけてきてるんだ。だからこっちから反応したら『このメールアドレス使えるよ〜!』って自分でバラしてるようなもんだよ。」

🐮「そ...そうなんだ...。他には何かある...?」

🐰「あとは占いサイトに会員登録するSNS診断系アプリで認証設定するメールに添付されてたりするエッチなサイトとか画像をクリックするとかかな。ちなみにどのメールを開封したかの情報も実は相手側にわかってしまうんだ。だからメールを送った人の性別とか好みに合わせた迷惑メールを送りつけることができるんだ。」

🐮「いい〜〜〜ん!!怖すぎるよおおお!!!!」

🐰「とにかく怪しいものには近づかない、興味本位でクリックしない、簡単に認証や許可しないを意識することでだいぶ防げるよ!」

 

 

迷惑メールがもし来たら?迷惑メール対策! 

 

 🐮「迷惑メールが来たらとりあえず無視だけど他にどんな対策があるの?」

🐰「まずこれを見てみて!」

japan.norton.com

🐰「このように迷惑メール送らないでくださいってこちらから意思表示をすることもできるよ!他にも迷惑メールの種類によって対策が違うからそれぞれの対応をしなきゃだめなんだ!」

🐮「そういえば企業の宣伝メールとかの場合はどうなるの?」

🐰「同意を得て広告宣伝メールを送信する場合でも送信者には義務があるんだ!

  • 同意を得て広告宣伝メールを送信する場合でも、送信者には以下の表示が義務付けられています。(法第4条[表示義務])
  1. メール本文に、送信者などの氏名又は名称
  2. メール本文に、受信拒否の通知を受けるための電子メールアドレス又はURL
  3. 受信拒否の通知先の直前又は直後に、受信拒否の通知ができる旨
  4. 任意の場所に、送信者などの住所
  5. 任意の場所に、苦情・問い合わせなどを受け付けることができる電話番号、電子メールアドレス又はURL

これに違反していないかまず調べてみてね!」

 

迷惑メールってどうやって分類してるの?

🐮「そういえば迷惑メールってどうやって分類しているの?」

🐰「そのメールアドレスを受信した人の多くが『迷惑メール』として報告したり、迷惑フォルダに振り分けられたりしたデータを集計して判断しているよ!」

🐮「そうなのか!」

🐰「このように迷惑メールなどの対策もかなり進んでるんだ!2009年にスパムメール9割だったのが2015年に5割以下になったんだよ!」

🐮「スパムメール送っても意味がないと気づき始めたのか、それともみんなの意識が高まって対策し始めたのかな?とにかく減るのはいいことだよね!」

 

今さら聞けない!メールのマナー&使い方講座

🐮「普段LINEばっか使ってるからメール送るの緊張するんだよね...将来使うことになるし不安だ〜」

🐰「よ〜し!この機会に覚えちゃおう!メールの宛先欄の書き方はこんな感じになってるよ!」

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🐮「なるほどそういう意味があったのね!」

🐰「ちなみにメールを送るときは、相手が希望しない限り添付ファイルは添付しないんだ。ファイルが重いとサーバーに負担がかかるしウィルスに感染する可能性があるかもだからね」

🐮「もし添付を希望された場合は?」

🐰「圧縮ファイルのZip形式で転送するか、加工しないのならpdfで転送もアリ!でも最新版で作ったソフトのファイルは相手が最新版でないと開けないケースもあるよ。エクセルならxls形式、ワードならdoc形式で送ろう!」

 

どうしてLINEが流行ったの?

🐮「今は本当にLINEインフラ状態だよね〜〜」

🐰「実はLINEが普及する前にもLINEに似たものはあったんだよ。」

🐮「そうなの?」

🐰「例えばLINEでは読むと既読がつく機能があるけど、ソフトバンクでSMS配信確認できたんだよ。つまり受信者がメールを開くと『開きましたよ!』ってメールが返ってくるよ。」

🐮「へ〜そんな機能あったのね。」

🐰「あとはLINEに対抗してAU、ドコモ、ソフトバンクが開発した『+メッセージ』って言うLINEに似たサービスもあるよ!」

🐮「打倒LINEって感じで作ったのかな?どんな感じのサービスなの?」

🐰「基本LINEと同じ感じだよ。でもこの+メッセージ、3大キャリア同士のスマホでしかできなかったり、アプリ同士で無料通話できなかったりするんだ。あとはそもそも+メッセージがあまり認知されてないしね...」

🐮「私も今日初めて知ったもん。でも無料通話できないのはちょっと痛いよね〜...そうなるとLINEから乗り換えなくてもいいかってなっちゃうもん」

🐰「LINEが普及したのはスタンプで会話できる、既読がつく、無料通話ができるなど今までになかったサービスが盛りだくさんでしかも無料だからここまで普及したんだろうね。」

🐮「あとはプライベート用のLINEと商用で使えるLINE@とかLINE公式アカウントの存在も大きそうだよね。企業からのお知らせもだいたいLINEじゃない?」

🐰「確かにそれもありそうだよね。今や利用者数8,000万人を超えるサービスだから企業も人が集まるところに宣伝するしね。」

🐮「でもなー。お知らせがたまりやすくなっちゃうのが面倒なんだよな〜一個一個開封するのが正直イヤ...」

🐰「それなら安心して!今のLINEだと全て既読ができるようになったんだよ!」

🐮「本当に!?」

🐰「うん。こんな風にLINEもどんどん進化してるんだ。ただ見ないで既読をつけることが可能だからそこが今後の課題になりそうだよね。」

 

伝える手段も様々に!

 

🐰「まきばちゃんはなんでTwitterの字数制限が140字か知ってる?」

🐮「ううん。なんでだろ、なんとなくで決めたの?」

🐰「そんなわけないでしょ😓 昔ドイツの学者さんが『絵はがき等の連絡には何文字必要か』って言う研究をして、160字が十分とわかったから携帯のショートメールの文字数が160字になったんだ。だからTwitterの文字数はアカウント名の字数を除いた140字になったんだよ。」

🐮「へ〜そんな理由があったんだね。」

🐰「でも今では海外では字数制限を280字にする方向も出ているよ。やっぱり英語だと伝えきれないことが出てくるんだろうね。」

🐮「確かに単語によっては文字数とんでもないことになりそ〜...。」

🐰「日本には昔から俳句や短歌の文化があるから少ない字数でも情報が伝えることに長けているのもあるのかも。Twitterが日本でよく使われているのにはそれもあるかもね!」

🐮「そうだね〜!あと日本は災害が多いから情報拡散にいいからTwitterがよく使われるってのもありそうだよね。」

🐰「そうだね。電話が使えない時に救助要請できるもんね!いい機会だからTwitterで救助要請する方法を紹介するよ。」

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🐰「あと今香港でデモが起こっているけどそのネット規制に備えて『FireChat』って言うサービスが出てきたり、スマホなしで会話できるワイヤレスイヤホンも出てきているよ!」

🐮「情報を伝えるツールも日々進化してるね!」

 

(おわり)

 

 

 

 

6.キュレーションが必要な訳

🐰「今日はキュレーションの必要性についてやるよ!」

🐮「キュレーション...って何??」

🐰「キュレーションとは情報を選んで集めて整理することだよ。」

🐮「おお〜面白そう!!」

 

購入時の3つのストレスを感じる人は購入欲を失ってしまう!?

 

🐰「まきばちゃんは買い物するときに困ったことってある?」

🐮「情報が多すぎて決められないってことかな...。レビュー見ても二極化してることもあるしどの情報が正しいのかわからないからな〜」

🐰「確かに選ぶのは大変だよね。新しいものがすぐ出ちゃうから買い時も逃しちゃうこともあるよね。」

🐮「そういうときにどうすればいいんだろう?」

🐰「えへん!!困りなさんな、今回のタイトルにもあるけどそのための解決法がキュレーションなんだ!」

🐮「情報を取捨選択してまとめること...だっけ?」

🐰「そう!キュレーションという言葉のキュレーターって言葉は元々はネットじゃなくてリアルで生まれた言葉だから、かなり日常生活にも根付いてるよ!」

🐮「そうなんだ!」

🐰「例えばセレクトショップってあるでしょ?あれは店長の好みの服を集めて売っているんだ。その服の好みにマッチングするお客さんが来る仕組みなんだ。」

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🐮「なるほど〜。美術館とかもテーマ決めて展示したりしてるもんね!キュレーションって身近なんだなあ。」

🐰「最近ではコーディネートアプリあるでしょ?あれもスタイリストさんとかがオススメしてくれてそれを選んで買うんだ。」

🐮「情報が多いからそれに詳しい人、つまりソムリエにお願いするって感じか〜。」

 

広告にも利用されてるキュレーション!!

 

🐰「実はSNSにもキュレーション取り入れてるんだ!」

🐮「そうなの?」

🐰「例えばFacebookとか自分の投稿とか友達の投稿の間に広告が挟まってるでしょ?あれもキュレーションによって成り立ってるんだ。」

🐮「TwitterInstagramもそうだよね。動画とかの面白いシーンとか要約とか結構便利だから見るんだよね〜。」

🐰「見たい写真の間に広告をランダムに挟むから、企業が広告宣伝しやすいってことがポイントなんだ。CM はコマーシャル流れ終わるまで待ってないといけないけど、Twitterとかはスクロールしちゃえばいいからね。」

🐮「そういえば広告ってどのくらい入ってるんだろ。ツイッター見てみよ。....結構多いな!?」

🐰「だいたい5,6個くらいの感覚で広告が入ってるよ。」 

🐮「テレビCMの方が長いような気がしたけど...飛ばせるから少ないように感じるんだろうな。」

🐰「広告の仕組みもさらに変わっていってるよ。Facebookは他の広告と違って自分の友達が『いいね!』した企業の広告が表示されるようになってるよ〜。友達の口コミに思えて共感しやすいからね!」

🐮「広告の仕組みもよくできてるなあ。」

 

不要なダイレクトメール(DM)は受取拒否できる!!

 

🐰「これは便利だから覚えておくといいよ!受け取りたくない郵便物は開封しないで受取拒否と書いてポストに入れると相手の企業に戻ってくんだ!ちなみに費用も向こうもちなんだ。」

🐮「そうなんだ!」

🐰「このように広告宣伝には嫌いな企業への意思表示をすることもできる。昔はこうするしか嫌いな企業へ意思表示できなかったんだ。」

🐮「CM中にトイレ行ったりとかメルマガはドメイン拒否したりとか?」

🐰「そうそう。でも今は好きなものだけをキュレーションされていくからいいよね。好きな投稿にいいね!すれば嫌いなものは自然消滅していくんだから。」

🐮「広告がなくなるとSNSが無料で使えなくなるから、広告と私たちがなるたけハッピーにやっていけるようになるといいよね。」

 

ニュースの世界にもキュレーション!!

 

🐰「キュレーションはニュースの世界にも利用されているよ。」

🐮「Yahoo!ニュースとか?」

🐰「実はYahoo!ニュースの記事ってAIじゃなくて人が選んでるって知ってた?」

🐮「え、そうなの!?」

🐰「Yahoo!は新聞社とかから記事を買ってそれを載せてるんだ。『いちいち他の新聞社とかの見に行かなくても全部ウチのサイトで見れます』ってウリにしてるんだ。」

🐮「そういえばGoogleのトップは開いてもニュース見れないよね。」

🐰「Googleニュースをホーム設定すればニュース見れるようになるよ。でもGoogleは『ウチは検索エンジンなんでAIが勝手に記事を持ってきただけです〜』って言い張って記事にお金払ってないんだ。」

🐮「ええ...ダメじゃん。」

🐰「それでもGoogleのニュースから記事を見てもらっている新聞社とかもあるわけだから難しいよね。使用料を払って欲しいと法的申請の申し立てした会社もあるけど、申し立てしなかった大手出版社もいくつもある。」

🐮「Yahoo!コンテンツとGoogleの集客の違いがこのことからもよくわかるね。」

 

まとめるだけで評価される時代!?

 

🐰「最近ではニュースやブログ記事などもSNSで評価してキュレーションしてるよ。」

🐮「SNSまとめサービスで言えば、togetterとか2ちゃんまとめ、NAVERまとめとかか〜。」

🐰「そう。Twitterもtogetterのようなモーメント機能つけてるけどあんま人気ないみたいだね。まとめサービスはとても便利だけど問題になることもあるんだ。」

 

🐮「そうなのか...」

🐰「例えばWELQっていう SEO(記事が検索上位に来るようにする対策のこと)対策研究した会社はすごい勢いで上位に躍り出てすぐに消えたサイトなんだけど、これはキュレーションで問題を起こしたからなんだ。」

🐮「そうなの...具体的に教えて!」

🐰「WELQは以前、記者の人にこう書けば上位に躍り出るように指導していたから何を検索しても検索結果の1位はWELQの記事で独占状態だったんだ。でもある時肩こりの記事の1位が1位にふさわしくないものが出てしまっていたんだ。」

🐮「ふさわしくないもの...どんな記事?」

🐰「正解は『貴方が肩こりなのは霊が乗ってるからです!』って記事。」

🐮「いやそういうパターンもあるかもだけどさすがに少数とかでしょ...」

🐰「もちろんネット上でおかしいんじゃない?と叩かれる。WELQは慌てて記事を削除し、他の記事も調べることにしたんだ。けれどこの肩こりの記事以外にもおかしいものがたくさん出てきたんだ。確認させなきゃいけない記事がたくさん出てきて対処しきれず結果閉鎖してしまったんだ。」

🐮「そんなことがあったのね...。」

🐰「WELQ問題を受けてDeNA以外も続々とキュレーションサイトが非公開になってしまったんだ。ここでプラットフォームが重要になってくる。」

🐮「プラットフォーム?」

🐰「プラットフォームにはいろんな意味があるけれどここではビジネス用語の意味を指すよ。そのサービスを使用するにあたってきちんとしたルールを守ったり、サービス提供者と利用者との関係が重要ってことなんだ。」

🐮「その環境にあった情報をまとめないといけないってことだよね!」

🐰「下に貼ったのはプラットフォームについてわかりやすく説明してるサイトだよ!」
www.toha-search.com

 

 

google検索精度落ちている?

🐮「本当に検索精度が落ちてるの?」

🐰「ここ近年でかなり精度は落ちてるよ。詳しくはこれを見てみて!」

nlab.itmedia.co.jp

 

🐮「確かに余計な情報が多すぎて欲しい情報にたどり着かないことはあるね。」

🐰「このようなまとめサイトでよくある他人のSNS投稿を紹介してSNSで拡散させることをバイラルメディアと言うんだ。スマホ普及で急増したんだ。」

🐮「そう言えば他人の投稿って埋め込みしていいものなの?著作権とか...前から気になってたんだけど」

🐰「投稿を埋め込むのは 許可なく埋め込めるよ。YouTubeとかTwitterとかブログとかね!ただし注意しておきたいのが、インスタは本人の許可ないと埋め込めないんだ!」

🐮「いい投稿で拡散したくてもまずはルールを守って利用していくことが大切だね。」

 

(さいごに)全てのキュレーションサイトをキュレーションしたサイト!

yokotashurin.com

 

(おわり)

5.スマートフォン普及と課題

🐰「今日はスマホについてだよ!」

🐮「おおっ!身近な話題だ〜!」

 

二つ折り→スマホ→再び二つ折り??

 

🐰「まきばちゃんはガラケーって使ったことある?」

🐮「あるよ〜お母さんのお下がりでちょっとだけ。小さい頃スマホが登場した時はびっくりしたけど今ではもう当たり前になったよね!」

🐰「昔は女性より男性の方がスマホ利用率が高かったんだ。スマホの方が便利なのになんでだろうね」

🐮「う〜ん...今はみんなスマホだからなんとも言えないけど、二つ折りの方が可愛いからじゃないかなあ?コンパクトとか魔法少女の変身グッズとかも携帯型とか二つ折りとかが多いイメージだし...。最近はスマホ型も増えてきてるけど」

🐰「確かにカパってやる楽しさというか特別感はあるよね」

🐮「今はタピオカカメラが流行ってるよね。これからのスマホはどうなっていくのかな〜」

🐰「2019年にはまた二つ折りスマホの時代がきそうだよ!実際にHUAWEIマイクロソフトが開発してるんだ。」

🐮「また二つ折りに戻るの!?」

🐰「スマホの画面がどんどん大きく進化しているけどそれにも限度があるからね〜。やっぱり二つ折りにして広げれば画面サイズも大きくなるし。」

🐮「これからのスマホがどう進化していくのか楽しみだね。」

 

スマホが激増して世の中はどうなったの?

  

🐮「それにしてもスマホが登場してから世の中はだいぶ変わったよね〜!」

🐰「そうだね〜。スマホが激増タブレットが微増したのに対してパソコンの出荷台数は激減したからね....。それによって日本のWEBサービスは2014年からパソコン→スマホ・アプリへ移行してるんだよ。」

🐮「今はなんでもスマホでササっと調べるからやっぱりアプリでの検索の方がどうしても多くなっちゃうよね...」

🐰「あとスマホが出たことにより便利なOSやアプリが登場したよね!」

🐮「スマホのOSってどれが一番利用されているの?」

🐰「9割がAndroidだよ!(ちなみにandroidは2005年に買収した会社名だよ)」

🐮「9割も!?すごすぎる...でもどうしてそんなに利用されてるの?」

🐰「Androidで使われているGooglePlayではApp Storeよりも多くのアプリをダウンロードできるからなんだ。というのもandroidアプリにはアプリ審査がないから誰でも製作したアプリを公開できるからね!」

🐮「ええーじゃあAndroidの方がいいじゃん!」

🐰「ところがそうでもないんだ。アプリ審査がないってことは悪意のあるユーザーが不正アプリを公開することもあるんだ。実際に不正アプリで個人情報が漏れたりウイルスに感染する恐れもあるよ。」

🐮「そんなあ!?どうすればいいの...??」

🐰「対策としてはAndroidスマホにセキュリティアプリを入れることだね。あと怪しいアプリはむやみにインストールしないこと!」

🐮「うん...!気をつけるよ....!!」

 

 

スマホの持ち方で依存症かどうかわかる!?

 

🐰「さーて今から4択を出すよ!まきばちゃんは普段スマホはどの持ち方をしてる?」

🐮「えーっと...」

(みんなもやってみてね)

 

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🐮「私は右利きだから...左手で持って右手の人差し指で操作してるから...➂!!!」

🐰「はい!!まきばちゃんはスマホ依存症です!!!!!」

🐮「え〜〜!?そんな!!持ち方で依存症ってわかるわけないよ!!!」

🐰「まきばちゃん、よく考えてみて。スマホは高価なものだから基本利き手でしっかり持つものだと思わない?まきばちゃんもスマホを買った最初は利き手の右手でしっかり持ってたりしてなかった?」

🐮「あ....確かに...」

🐰「そもそもスマホは右手で持って親指で操作する人が多いことを考慮して作られているんだ。だからスマホの右側に電源と音量ボタンがあるでしょ?」

🐮「(確認して)ほんとだ...!」

🐰「スマホの見た目だけじゃなくてアプリの見た目もその層を意識されているよ。国内3大SNSスマホアプリの大事なボタンが下にあるよ」

🐮「パソコンだと上とか横にあるやつがスマホだと下にあるってことはやっぱり下の方が使いやすいからってことだよね...。そっか〜」

🐰「最近では画面の大型化に伴い右手から左手持ちの比率が増えてきてるよ。どうしても持ちきれない場合がでてくるからね。」

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🐮「そっか...そうだよね...。でも私依存症かぁ...。確かに常にスマホ触ってる自覚はあるけど...どうすれば治せるかな?」

🐰「スマホ依存脱却への対策としては端末メーカーやアプリを使うことだね。一番お手軽なのは端末メーカーを使うことかな」

🐮「なるほど〜。......ゲッ、利用時間3時間超えてる....!!もっと時間の使い道を考えてみるよ...!」

 

 

マスメディア「耳よりな情報」からスマホ「目からの情報」へ

 

 

🐰「スマホの普及からマスメディアも変化したんだよ!」

🐮「今はスマホでなんでもできるしなんでも調べられるからね〜」

🐰「マスメディアの変化に加え、検索数や検索キーワードにも変化が見られたよ!2015年夏にはモバイル端末の検索数がパソコン端末の検索数を上回ったんだ。」

🐮「最初の方でパソコンの出荷台数の激減ってあったけど、それもあってなんだかこの結果は納得しちゃうよね...」

🐰「後スマホを入手した人は一人あたりの検索数は2倍以上に増加!特に20代〜30代(特に女性)はスマホの検索数がパソコンを上回ったんだ!」

🐮「私たちの世代はスマホ馴染み深いもんね〜」

🐰「あと、検索数に伴って検索キーワードにも変化が見られたよ。」

🐮「そうなの?」

🐰「まずはSNSスマホの普及でハッシュタグが生まれたこと!普通のリンクだと1つのリンク先にしか飛ばないけどハッシュタグは関連するページに飛べるから便利だよね。」

🐮「ハッシュタグってInstagramから始まったの?」

🐰「ううん実はTwitterからだよ。そこからInstagramGoogle+(現在はサービス終了)でも導入されたんだ。Facebookは導入したけど普及しなかったみたいだけどね。」

🐮「今はLINEやYouTubeでもハッシュタグが使われるようになったよね。...他にも検索キーワードについて変わったことってあるの?」

🐰「あるよ!パソコンのみの検索キーワードが半減しスマホのみが7倍に増加したんだ!」

🐮「7倍も!?」

🐰「まきばちゃんはなんでスマホのみで検索されるキーワードが生まれて増え続けると思う?」

🐮「う〜ん...利用層の違い、かな...??20代〜30代のスマホ利用率がやっぱり一番高いことから若者言葉とかがいっぱい検索されるのが原因かなって思うんだけど。私もよく物の名前とか短縮して話したり検索したりするし...。あとはスマホのみの検索なら『パソコン 起動しない』とか?」

🐰「それもあるね〜!スマホの普及で変わる検索キーワードとしては話し言葉もあるよ。」

🐮「話し言葉かあ〜!」

🐰「今はラーメン屋を調べるときに『ラーメン 食べたい』とかダイエットしたいときに『痩せたい』って調べるでしょ?」

🐮「確かに〜!あと今は音声検索もあるし便利だよね。」

🐰「でも日本は世界と比べて音声検索があまりされないんだ。なんでだろうね....」

🐮「そうだな〜...自分の検索されてる声を聞かれたくないとか?ほら静かな空間とか人多い空間とかで声を発して検索するの勇気いるじゃん?人の目も気になるし」

🐰「それもありそうだね....!日本人は前回とかでも触れたけどシャイな民族だからね。」

🐮「便利な機能でも人によって使われるかどうかは変わるもんね。」

 

 

車離れ・たばこ不振もスマートフォン普及が原因?

 

 

🐰「まきばちゃんは暇なときに何をしてる?」

🐮「いや〜私はもうスマホ一択ですね〜〜😅だって一台で暇つぶせるもん。」

🐰「だよね〜。スマホの登場で人の過ごし方が劇的に変わったもんね。タイトルにあるけれど他の企業の商品が売れないのもスマホのせいだとも言われてるくらいだもんね。」

🐮「まあ一概にスマホだけのせいではないと思うけど...。スマホの登場の影響はあるよね絶対....。」

🐰「パソコン時代は『いつでも・どこでも・誰とでも』だったのに対し、スマホ時代は『今だけ・ここだけ・あなただけ』って感じになったからね。スマホだとどんどん流される今だけの情報とかをずっと追いかけて見ちゃうもんね...」

 🐮「わかる〜。Twitterもずーっと更新されてないか何回も再読み込みかけちゃうし、今この瞬間をすぐツイートしちゃうもん」

🐰「Twitterもすぐ投稿できるところは便利だけど、Twitterに慣れちゃうと長い文章がかけなくなるんだよね.... 『人類史上初の自分の思考を言語化するツール』だから使い方もよく考えないとね。」

🐮「匿名をいいことに誹謗中傷や犯罪のリスクもあるもんね...。いや〜でもしかし、長文を書けなくなったのはわかるなあ...レポート書くとき苦戦するもん...。」

🐰「日頃からやっぱり書く訓練しないと書けなくなるからね。」

🐮「今後は暇つぶしもスマホだけじゃなくて本を読んだり友達と話したりとか色々やってみるよ!長文の文章も書けるように頑張ってみるわ!」

 

(おわり)

4.ソーシャルメディアの台頭

🐰「今日はソーシャルメディアについてやるよ〜!」

🐮「今回はSNSかあ!」

 

国内で利用されている主なソーシャルメディアはいくつ?

🐮「いくつくらいあるんだろ?」

🐰「なんと73サービスほど!」

🐮「そんなにあるんだね!」

 

メルマガ購読数世界一と言われた人は〇〇さん!?

🐰「インターネット世帯利用率を見てみると、2001年からググッと上がっていったんだ。それに加えてメルマガやブログが発展していったんだ。」

🐮「ねぇねぇ、タイトルにもあるんだけどメルマガ購読数世界一って誰!?アイドル?」

🐰「ううん。正解は小泉純一郎元首相だよ!」

🐮「ええ!?そうなんだ!」

🐰「創刊号は2001年6月14日に78万部を発行、最盛期には225万人以上の読者数を抱えていたんだ。PC以外に携帯電話向けにも発行されてたからこれだけ多くの人に読まれていたんだね。」

🐮「あ、じゃあ今はTwitterとかのSNSあるし政治家の人とかもっとフォロワーとか購読者とか多そうじゃない!?」

🐰「実はそうでもないんだ。政治に関わった人のTwitterフォロワー数を見てみると、安倍総理が157万フォロワー、小池百合子さんが56.5万フォロワーなんだよ。(2019年10月18日)」

🐮「なんか意外だなあ。みんなTwitterとかみるからフォロワー数とかすごそうな気がしてた。225万人以上の読者数になるには相当大変っなんだね...。」

🐰「SNSの種類によってもフォロワー数や利用者数がかなり違うんだよ。TwitterよりもLINEの利用者数の方が多いこともあって、2012年の10月に首相官邸のLINE公式アカウントが作られたんだ。」

🐮「どのくらいの人数の違いがあるの?」

🐰「LINE公式アカウントで約300万人、Twitterで110万人だよ。」

🐮「確かにTwitterはやってないけどLINEはやっている人はいるって人も多いもんね...。でもこんなに数に差が出るんだね〜」

🐰「SNSによって使い分けも大事なんだってことがわかるね」

 

ミスコンとハッカーから生まれたSNS!?

🐮「ど う い う こ と な の」

🐰「実は正当な企業とかそういうところで生まれていない有名なSNSがあるんだ。」

🐮「ええ...なんだろ」

🐰「答えはFacebookだよ!」

🐮「うそでしょ!?」

🐰「Facebook創始者であるマック・ザッカーバーグハーバード大学在学中に、生徒の顔写真や情報をハッキングして、ミスコンアプリのようなものを作ったんだ。それが今のFacebookの元になっているんだよ。」

🐮「ハッキングとかもう犯罪じゃんよ〜!」

🐰「この話は2011年1月に映画にもなったんだ。」

🐮「ハッキングから生まれたものが今の社会で使われてるってなんかすごいな...」

 

ソーシャルメディアは巣移りする 

🐰「SNSは国や時代によってよく使われるものが移り変わっていくんだ。」

🐮「確かにそうだよね〜」

🐰「そういえばFacebookTwitterよりも先にできてたって知ってた?」

🐮「あれ?そうなんだ。てっきりTwitterの方が先にできたのかと思ってた。」

🐰「Facebookは2004年、Twitterは2006年にできたんだ。まあ日本ではTwitterをやる人が多いからね。」

🐮「確かにTwitterは2011年の震災時に結構役に立ってから日本の中でよく聞くようになった気がするんだけど....。」

🐰「日本の電話回線やメールがパンクしてしまったけれどTwitterは世界のサービスだからサーバーがダウンせずに済んだんだよね。」

🐮「東日本大震災に限らず災害とかあった時には便利な情報が流れてくるからTwitterは便利だよね〜。デマもあるから気をつけないといけないけど...。」

🐰「大震災の他にもSNSの影響で救われた人たちもいるんだ!」

🐮「そうなんだ!」

🐰「2001年1月に『アラブの春』が起きた時に、Facebookで仲間のグループを作り、デモの様子をネット生配信したりTwitterで拡散したりしていたんだ。その結果エジプトの独裁政権を崩壊させたんだ!」

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🐮「ただ繋がるだけじゃなくて国まで変えちゃうなんてすごいね!」

 

インターネットを制するのはどっち?

🐮「普段TwitterとかLINEとかいろんなSNSを使っているけれどそれぞれ違いがあって面白いよね」 

🐰「SNSのシステムや使い方によってもコミュニケーションの違いがあるもんね。まきばちゃんはTwitterFacebookのコミュニケーションの違いってわかる?」

🐮「え?う〜ん...。Facebookは実名と顔写真で登録しなきゃいけないから結構近い感じで交流できる...?Twitterは匿名だから気軽に投稿できるっていうか...普段言えないこととかも相談できる?」

🐰「そうだね!Twitterは匿名で他者との交流を目的に、Facebookは実名で友達と交流を目的にしてるからね。」

🐮「そういえば2019年の8月にgoogle+が終了しちゃったけど、あれFacebookの代わりにGoogleが作ったんだよね?確か」

🐰「そう。Googleは情報を制してインターネットを制する派で、Facebookは人間関係を制してインターネットを制する派なんだ。」

🐮「企業によっても重点を置いてるところが違うんだね。」

🐰「ちなみにAppleは端末を制するタイプだよ。」

 

SNSの登場で買い物の形態が変わる? 

 

🐮「今は口コミとかあるし買い物の仕方が変わってもおかしくないよね」

🐰「そうだね。昔はテレビやラジオで消費者に呼びかけるスタイルだったけど、今はそれぞれのユーザー層に宣伝しないといけないような時代になったからね。そのうち部外者の売り込みが通用しなくなる時代が来るかもしれないんだ。」

🐮「確かに知らない人にいいですよ!って言われるより友達にこれいいよ!って言われる方が買っちゃうかもなあ〜」

🐰「昔は商店街などの近所のお店で買う『縁でつながる時代』、Googleが使われるようになってからは『検索でつながる時代』になったね」

🐮「じゃあ今は『SNSでつながる時代』だね!」

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🐰「実はSNS時代になると人間もグローカル化して、昔のような縁でつながる時代になるのではと期待されているよ」

🐮「グローカル?グローバルじゃなくて?」

🐰「グローカルはグローバルとローカルの造語なんだ。リアルでの繋がりとネットで知り合った人、精神的に近い距離にいる人などインターネットの繋がりを表しているんだ!」

🐮「なるほど〜リアルとインターネットの縁で繋がってるってわけか。グローカル化すると具体的にどうなるんだろ?」

🐰「例えば引っ越しても縁があれば地元の友達の店のものを通販で買ったりとか...昔の商店街とかとはまた違った縁が生まれそうだよね」

🐮「縁の形も変化するってわけか〜」

🐰「ただこのグローカル化が日本でうまくいかないんじゃないかって声もあるよ。」

🐮「そうなの?」

🐰「なぜなら日本人は世界的に見ても人見知りな人が多いんだ。実際日本のSNSは世界とは違って自ら情報発信っていうよりは閲覧・返信で利用しているところもあるからね。」

🐮「確かに、私も見る専のアカウントあるもんな〜」

🐰「日本のSNSは個人間の繋がりよりも情報収集のためのツールになっているところもあるんだ。さらに深刻な問題としてはSNSの利用によって悪意あるユーザーとつながって犯罪に巻き込まれる可能性もあるってことだ。」

🐮「自分を守るためにも正しくSNSを使わないとだね!」

3.検索エンジンの変換と進化

🐰「今回は検索エンジンについて勉強するよ!」

🐮「おお〜!」 

 

世界中のWebサイトの数が19億でピークを迎える!?その後は...?

🐰「そういえばWebサイトの総数が2018年まで増加傾向にあったんだけど、2019年は減少傾向が見られたんだ」

 🐮「そうなの?そんな感じには思えないんだけど...一部の人がブログとかを書くのをやめたとしてもそこまで数に影響しないだろうしなぁ...」

🐰「原因の1つとして考えられるのは、やっぱりスマホのアプリやSNSの登場だろうね。」

🐮「確かにブログを書く人もいるけど基本Twitterとかに日常的な出来事とか書くしなあ...調べ物とかも大体Twitterとかアプリだし...」

🐰「前回のSNSの時も話したけど、SNSやアプリで情報が共有されると精巧な検索結果が保てなくなるからGoogleも結構困ってるみたいだよ。それに加えリンクの共有方法が多様化したからSEO対策(インターネットの検索結果で自分のwebサイトなどを上位に持ってきたり多く露出させるための対策)も困難になってきてるんだ。」 

🐮「SNSやアプリ内で情報共有されるとGoogleは見ることができないって言ってたもんね」

🐰「とにかくこれからどうなっていくのか注目していきたいね」

 

 

 理想は5個、多くて7個まで?

🐰「今日は『Internet Archive』(https://archive.org/)を使ってYahoo!のトップページを見ていくよ!」

🐮「今と比べて昔はどんな感じなんだろう...?」

🐰「よーしまず1996年11月20日のページから見てみよう」

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 🐮「ざっくりカテゴリー分けされてる感じだね。」 

🐰「最初パソコンを使う人にとってはカテゴリー分けされてると便利だからね〜」

🐰「次は2001年の1月19日のサイトだよ」

 

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🐮「結構項目が増えてきたね...なんかどんどん時が経つにつれてカテゴリー分けが増えそうね...」

🐰「そう。それが2008年のトップページからカテゴリー検索が消えた原因でもあるんだ。」

🐮「そういえば確かにそんなこともあったような...でもどうして?」

🐰「カテゴリー分けの数が多すぎてしまったことが原因なんだ。人間は理想は5個、多くて7個の選択肢までがいいんだ。」

🐮「確かに7つの選択肢を辿っていくって考えると大変かも...どんな感じで選んでいくの?」

🐰「例えばアロエヨーグルトについて調べるときに、まずカテゴリの中からショッピングを選ぶ。その後グルメの項目を選んで、ヨーグルトを選ぶ。その後ヨーグルトの項目からアロエヨーグルトを選ぶって感じ!」

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🐮「うわぁ...めんどくさい!」

🐰「調べていく上での階層が7を超えると人間は選択するのが大変になる。だから7×7×7×7×7×7×7=823,543以上のカテゴリー分けは無理になったんだ。」 

🐮「数が多すぎて想像もつかない...」

🐰「だからYahoo!のトップページから2008年にカテゴリ検索がなくなって、2014年にはアメリカのYahoo!Directoryも閉鎖されたんだ。」

🐮「あれ?そんな早い段階で閉鎖されてたっけ...?」

🐰「それはYahoo!JAPANのことだね。Yahoo!JAPANと米ヤフーは別組織だからサービス運営の意思決定は独自なんだよ。だからしばらくはYahoo!JAPANはカテゴリ検索を続けたんだ。まあでも2017年には結果的には終わっちゃうんだけどね」

🐮「サイトも爆発的に増えたし、SNSの普及もあってAIを使った検索が主流になってきたんだね」

🐰「ちなみにGoogleは自動で審査してキーワード検索をしてページが見つかるって仕組みなんだ。」

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🐰「そんなわけで日本でも世界の中でもGoogleの利用率がダントツ1位!」

🐮「確かに1発でわかるのは便利だね!でもYahoo!よりも利用率が上なんだ」

🐰「うん。みんな検索するときは大体スマホの検索窓から検索するようになったからよりGoogleの利用率がアップしたんだね」

🐮「確かにAndroidの検索窓もgoogleだしね...iPhoneだとSafariかな」

🐰「実はGoogleは2018年にiPhoneのブラウザで初期設定の検索エンジンとして使ってもらうためにアップルに年間1兆円支払っているんだ」

🐮「1兆円!!!!!?????そんな額支払っちゃってて大丈夫なの...?」

🐰「アップルが売れば売るほどGoogleも儲かって、その儲けをアップルに返す分けだからwinwinなんだろうね」

🐮「世の中うまくできてるなあ」

 

Yahoo!Googleの検索業務の提携は2年だった!?

🐮「あれ、そうなの?」

🐰「うん。yahoo!Google検索をお試しでGoogle検索を導入したみたい。でもやっぱりGoogle検索便利だからそのままずっと使い続けてるって感じだね。そういえばYahoo!Google検索エンジンを使っているから検索結果の順位は同じだってことは知ってた?」

🐮「ええ!?そうなの!?でもそれじゃあYahoo!ある意味がなくなっちゃうよ?」

🐰「確かに検索結果の上位は同じだけど、Yahoo!の場合検索結果にNAVERまとめやYahoo!知恵袋が入ってくるんだ。」

🐮「確かに便利だけど探し物しているときはちょっと見にくいって時あるよね...」

🐰「それでもYahoo!の利用者は日本人が一番多い。あまりパソコンに詳しくない人にとってはいろんな情報が載っているトップ画面の方が便利なんだ」

 

検索エンジンの会社は無料でサービスを行っている

🐮「そうそう、これ前から気になってたんだよね〜。検索エンジンの会社ってどうやってどうやって成り立ってるの?」

🐰「検索すると検索結果に広告が出るでしょ。会社はあの広告をクリックした収入で成り立っているんだ」

🐮「なるほど!なんだかYouTuberの収入化みたい。」

🐰「収入源は広告だけど、昔はGoogleYahoo!で仕組みが違ったんだよ」

🐮「そうなの?」

🐰「Yahoo!のカテゴリサービスがあったときは検索の分類を人が審査してたんだ。だけどやがて『お金を出したら広告を検索の上位に出すよ!』ってやり始めたんだ。

🐮「うわあ...」

🐰「審査料5万円〜15万円!あくまでも審査料だから審査に落ちても払わなきゃいけない。だからお金ないけどいい情報を提供する人のいいコンテンツが見えにくくなったんだ。」

🐮「それ検索エンジンとしてどうなの...」

🐰「一方でGoogleはみんなが欲しい情報(検索数が多い)のキーワードの広告によりお金をかけてるんだ。収入を上げるには広告をたくさん見てもらう必要があるからね。」

🐮「キーワードに値段が付いているって感じか。」

🐰「さらにGoogleはお金で上位にあげる分けじゃなくてスコア性も導入したんだ。検索エンジンとマッチング率が高いところはスコアが上がる仕組みだよ」

🐮「ん〜とつまり『広告ランク=クリック単価×評価スコア』ってことか」

🐰「クリック単価は『キーワード毎の入札式』『ライバルの有無、競争』、評価スコアは『キーワードと広告、ページのマッチ』『広告のクリック率、設定方法』で決まるよ」

🐮「なるほど〜。じゃあ多くの人に見てもらうにはどんなサイト作りをすればいいのかな?」

🐰「ブログ名、ページ名、ページ内などに検索キーワードが含まれているか?情報の多さや濃さなどがキーワード検索したユーザーにマッチするか?が重要になってくるよ。」

🐮「よ〜し!私もコツコツ頑張るぞ!他にはGoogle特有の仕組みってあるの?」

🐰「ページランクって言うものがあるよ。これがあることによってGoogleがシェアを独占できたんだ。」

🐮「ページランクって...名前の付け方が安直だなあ」

🐰「ページさんって人が作ったことから名前がつけられたんだよ」

🐮「いや、由来そこかい!?...それでどんな仕組みなの?」

🐰「まずページランクの考え方として、『リンクを貼るっていう行為はその先に書かれていることもいい情報だ!』っていうのがある。だから例えば最初のサイトの点数が良かった場合、そこに貼られているリンクサイトも加点されていくって仕組みなんだ。」🐮「リンク先に飛んでった先のページもいいよ!ってことでどんどん点数がついてくんだね。」

🐰「『人から評価されたらいいサイトなんだ!』ってことでどんどん良い相乗効果が生まれる。結果的にYahoo!よりも精度良くなったんだ。」

 

 

人の記憶は変質する?情報の探し方は変質する

🐰「まきばちゃんは情報を探す時ってどうする?」

🐮「う〜ん、探すものにもよるけど...スマホとか本とかかな?」

🐰「そうだね。基本的に情報が集まっているところに行ってそこで欲しい情報を探せばいいからね。」

🐮「急にどうしたの?」

🐰「実は情報の探し方も変わるけど、人の記憶も変化していくんだ」

🐮「そうなの?」

🐰「よく『ググればいい』ってあるけど、日々情報が溢れるようになってから、ものの情報をインプットするんじゃなくて、調べれば情報が手に入る場所を覚えておけば良くなったんだ」

🐮「確かに全ての情報をインプットするのは大変だもんね」

🐰「でも勉強したり、自分の頭で考えることはとっても大切!友達と交流したり、遊んだりとかね!」

🐮「スマホなどはあくまでも便利なツールだから、依存せずに自分で考えて行動できるようにしないとね!」 

 

(おわり)

 

 

 

 


 

2.インターネット概論と歴史

 

 🐰(うさちゃん)「今回から僕と一緒に情報リテラシー論について勉強していこう!」

🐮(まきば)「うさちゃん先生お願いします!」

 

インターネットの人口推移とインターネットの歴史

🐮「インターネットっていつ頃から日本で使われ始めたんだろう?」

🐰「日本では1990年代くらいからだよ。日本ではポケットベルが普及していた頃だね。」

🐮「じゃあ今からだと...20年以上も前なのか!」

🐰「うん。ソーシャルメディアの登場は2004年、スマートフォン誕生は2007年、タブレット誕生は2011年なんだよ。」

🐮「それらの影響もあってどんどんネット人口が増えてるんだね。」

 

ネット人口はおよそ○○億人!?

🐮「そういえばネット人口ってどのくらいなんだろう?」

🐰「まきばちゃんはどのくらいだと思う?」

🐮「35億!(ドヤ顔)✨」

🐰「それはお笑いのやつじゃん...」

🐮「えへへ」

🐰「今のネット人口はおよそ43億(2019.10月5日)!世界人口が77億人なわけだから半分以上だね」

🐮「43億....!?数が大きすぎて想像がつかない...」

🐰「インターネットやソーシャルメディアに関わるユーザー数をまとめてみたから、これならわかりやすいかも」

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🐰「この他にもfacebook人口は23億人、ブログ投稿/日は400万くらいだよ」

🐮「今こうしている間にもものすごい量の情報がやり取りされてると思うとなんだかドキドキするなぁ」

 

ネット人口だけじゃない!回線速度もどんどん進化してる!

🐰「そういえば来年の2020年から5G運用開始予定なわけだけれども、まきばちゃんって4Gとか5Gの「G」って何かわかる?」

🐮「う〜ん...よく聞くけど意味はわからないな」

🐰「正解はGeneration(世代)のG。5Gは第5世代移動通信システムって意味なんだ。」

🐮「ということは今は4Gだから第4世代移動通信システムってことか...。ん?なら1Gとかの時代もあったんだよね?1Gとかの時ってどんな感じだったの?」

🐰「ざっくりまとめるとこんな感じ」

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🐮「ってことは今はスポーツカークラスの速さってことか...そう考えると1Gとか2Gってだいぶ遅くない?」 

🐰「画像が出るまで1時間ってこともあったみたいだよ」

🐮「1時間...遊園地のアトラクション並みの待ち時間じゃん!!」

 

回線速度どのくらい進化したの?

🐮「昔と比べて早くなったのはわかったんだけど具体的にどのくらい進化したのかな?」

🐰「1986年の回線速度は128kbps、2016年は1Gbpsなんだ。これは徒歩とロケットほどの差があるんだ!」

🐮「ろ、ロケット!?20年でそんなに速度が変わるんだね...」

🐰「回線速度は20年間で7,800倍に!それに伴ってトラフィック量も進化したんだ。」

🐮「トラフィックって?」

🐰「トラフィック量はインターネットを行き交うデータ量のこと。これは20年で13,000倍になったよ」

🐮「7,800倍といい13,000倍といい進化が著し過ぎる...!!」

 

5Gになると何がいいの?

🐮「で、5Gになるっていってたけど、5Gになるとどんなことができるようになるの?」

🐰「まずは回線速度がまた進化する。あとは映像がよりリアルになる。...例えば大容量の映像とかVRとかね。他にはこんな感じ。」

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🐮「自動運転とか遠隔治療まで!?」

🐰「うん。さらには人と物のあり方も変わってくる。IoTって言うんだけど、それが実現すれば様々な物がインターネットに接続されて情報交換できるようになるよ」

🐮「そうなんだ。でもそう言われてもイマイチピンとこないなあ...」

🐰「例えばIoTが導入されるとワイヤレス充電ができたり無料充電の充電スポットができるかもしれないんだ。」

🐮「それはありがたい!」

🐰「あとはSONYが友達のスマホから無線で電力を借りられる特許を出願しているみたいだよ。これが通れば充電ないときに充電がある人からもらうことができるね!」

🐮「これでケーブルがなくても電力を分けてあげられるね!5Gになるといろんなことができるようになるから夢が広がるね!」

 

 

webブラウザ戦争!?企業同士のガチンコバトル!!

🐰「まきばちゃんはブラウザ戦争って知ってる?」

🐮「そんな戦争あったの!?(慌てて社会の教科書をめくる)」

🐰「まあ実際の武器を使うような戦争じゃなくてWEBブラウザのシェア変化とかでそう言われてるんだけど...実際に年表を見ながら話すね。」

<第一次ブラウザ戦争>

1993年3月 モザイク(Mosaicが発表される。画面で表示されるwebブラウザとして人気に

1994年10月 Netscape Navigator発表される。シェア9割超える

1995年4月 Operaが発表されるNintendo DSWiiなどにも搭載された。

1995年8月16日 MicrosoftInternet ExplorerIEを無料搭載Windows95を発売

1997年 AppleMacOSNetscape Navigatorを標準ブラウザからInternet Explorer for Macを搭載

1998年 Windows98でOSとWebブラウザを抱き合わせて販売してNetscapeは提訴するが無効

1998年11月 AOL、Netscapeを42億で買収し開発が停滞するNetscape。ブラウザをフリーソフトにすることにして非営利団体Mozillaに運営を引き渡す。

2001年 Internet Explorerがシェアを独占状態。

2001年〜2003年 Internet Explorerがシェア95%と独占状態。

 

🐰「ふう...こんな感じ」 

🐮「なんか...すごい戦いだね...。そういえば1995年のところに無料搭載って書いてあるけど昔からwebブラウザはもともと入ってるわけじゃなかったんだね」

🐰「うん。昔はお金払って入れる感じ。」

🐮「そりゃ無料搭載されてればそれ買うよね...。あと一時的でもAppleMicrosoftのブラウザ搭載してたのには驚きだわ〜」

🐰「それだけInternet Explorerが優れていたってことだよね」

<第二次ブラウザ戦争>

2003年6月23日 AppleInternet ExplorerをやめてSafariを開発

2004年11月9年 MozillaFirefoxを発表

2008年2月1日 AOLがNetscapeブラウザ開発事業から撤退

2008年12月11日 GoogleGoogle Chrome発表

2011年 Google ChromeFirefoxを抜いてシェアで世界第2位!

2012年 Google ChromeInternet Explorerを抜いて第1位に!!!

 🐮「あれMozillaってNetscapeが運営を引き渡したところじゃない...?」

🐰「うん。ちなみにGoogle Chromeを開発したのは元Mozilla Firefoxの開発者だよ。」

🐮 「すごい...繋がってる...!」

🐰「今もGoogle Chromeが一位。これからのシェア変化がどうなるか楽しみだね。」

 

GoogleSNSに負ける!?マスメディアとライフスタイルの変化

🐮「タイトルにあるけどあのGoogleが負けちゃうの...?何かあったの?」

🐰「これはね、Googleが2008年に『あと200年あれば全世界の情報をインデックス化できますよ〜』っていってたんだけどSNSの登場により2010年に『やっぱ無理』ってなったんだ」

🐮「でもたった2年でどうして...?」

🐰「原因は情報公開のシステムなんだ。SNSによっては友達にならないとその人の情報や記事が見れないものもあるでしょ?」

🐮「...確かに!Googleがインデックス化するために友達申請して回るのは大変だもんね」

🐰「と言うわけでGoogleのインデックス化はできなくなったんだ。またSNSが出てきたことにより検索方法もソーシャルメディアからになってきてGoogleへの依存が減ってきてるんだ。」

 

🐰「そういえばまきばちゃんはテレビとか新聞は読む?」 

🐮「ううん...。家にテレビないし新聞も取ってないからなあ。あとネットで結構わかるしいいかな〜って」

🐰「20年前はテレビや新聞しかないからだいたい情報はそこから得ていたけど、今はネットで情報を得るのが主流になってきているね。」

🐮「でも便利だけど情報処理が追いつかない時があるよ...デマとかもあるし」

🐰「現代人は江戸時代の人が一生かかって手に入れる情報を1日で手に入れてると言っても過言じゃない。かと言って江戸時代の頃から比べて人間が頭が良くなったかと言われたらそんなことはないんだよ。スマホが人間の脳や手足になってる感じだね。」

🐮「確かに...だからこそ膨大な情報を自分で判断するためにも情報リテラシー論を学ぶ必要があるんだね!」

 

(おわり)

 

情報リテラシー論』を教えてくださっている横田先生のサイトです↓

yokotashurin.com