6.キュレーションが必要な訳
🐰「今日はキュレーションの必要性についてやるよ!」
🐮「キュレーション...って何??」
🐰「キュレーションとは情報を選んで集めて整理することだよ。」
🐮「おお〜面白そう!!」
購入時の3つのストレスを感じる人は購入欲を失ってしまう!?
🐰「まきばちゃんは買い物するときに困ったことってある?」
🐮「情報が多すぎて決められないってことかな...。レビュー見ても二極化してることもあるしどの情報が正しいのかわからないからな〜」
🐰「確かに選ぶのは大変だよね。新しいものがすぐ出ちゃうから買い時も逃しちゃうこともあるよね。」
🐮「そういうときにどうすればいいんだろう?」
🐰「えへん!!困りなさんな、今回のタイトルにもあるけどそのための解決法がキュレーションなんだ!」
🐮「情報を取捨選択してまとめること...だっけ?」
🐰「そう!キュレーションという言葉のキュレーターって言葉は元々はネットじゃなくてリアルで生まれた言葉だから、かなり日常生活にも根付いてるよ!」
🐮「そうなんだ!」
🐰「例えばセレクトショップってあるでしょ?あれは店長の好みの服を集めて売っているんだ。その服の好みにマッチングするお客さんが来る仕組みなんだ。」
🐮「なるほど〜。美術館とかもテーマ決めて展示したりしてるもんね!キュレーションって身近なんだなあ。」
🐰「最近ではコーディネートアプリあるでしょ?あれもスタイリストさんとかがオススメしてくれてそれを選んで買うんだ。」
🐮「情報が多いからそれに詳しい人、つまりソムリエにお願いするって感じか〜。」
広告にも利用されてるキュレーション!!
🐰「実はSNSにもキュレーション取り入れてるんだ!」
🐮「そうなの?」
🐰「例えばFacebookとか自分の投稿とか友達の投稿の間に広告が挟まってるでしょ?あれもキュレーションによって成り立ってるんだ。」
🐮「TwitterやInstagramもそうだよね。動画とかの面白いシーンとか要約とか結構便利だから見るんだよね〜。」
🐰「見たい写真の間に広告をランダムに挟むから、企業が広告宣伝しやすいってことがポイントなんだ。CM はコマーシャル流れ終わるまで待ってないといけないけど、Twitterとかはスクロールしちゃえばいいからね。」
🐮「そういえば広告ってどのくらい入ってるんだろ。ツイッター見てみよ。....結構多いな!?」
🐰「だいたい5,6個くらいの感覚で広告が入ってるよ。」
🐮「テレビCMの方が長いような気がしたけど...飛ばせるから少ないように感じるんだろうな。」
🐰「広告の仕組みもさらに変わっていってるよ。Facebookは他の広告と違って自分の友達が『いいね!』した企業の広告が表示されるようになってるよ〜。友達の口コミに思えて共感しやすいからね!」
🐮「広告の仕組みもよくできてるなあ。」
不要なダイレクトメール(DM)は受取拒否できる!!
🐰「これは便利だから覚えておくといいよ!受け取りたくない郵便物は開封しないで受取拒否と書いてポストに入れると相手の企業に戻ってくんだ!ちなみに費用も向こうもちなんだ。」
🐮「そうなんだ!」
🐰「このように広告宣伝には嫌いな企業への意思表示をすることもできる。昔はこうするしか嫌いな企業へ意思表示できなかったんだ。」
🐮「CM中にトイレ行ったりとかメルマガはドメイン拒否したりとか?」
🐰「そうそう。でも今は好きなものだけをキュレーションされていくからいいよね。好きな投稿にいいね!すれば嫌いなものは自然消滅していくんだから。」
🐮「広告がなくなるとSNSが無料で使えなくなるから、広告と私たちがなるたけハッピーにやっていけるようになるといいよね。」
ニュースの世界にもキュレーション!!
🐰「キュレーションはニュースの世界にも利用されているよ。」
🐮「Yahoo!ニュースとか?」
🐰「実はYahoo!ニュースの記事ってAIじゃなくて人が選んでるって知ってた?」
🐮「え、そうなの!?」
🐰「Yahoo!は新聞社とかから記事を買ってそれを載せてるんだ。『いちいち他の新聞社とかの見に行かなくても全部ウチのサイトで見れます』ってウリにしてるんだ。」
🐮「そういえばGoogleのトップは開いてもニュース見れないよね。」
🐰「Googleニュースをホーム設定すればニュース見れるようになるよ。でもGoogleは『ウチは検索エンジンなんでAIが勝手に記事を持ってきただけです〜』って言い張って記事にお金払ってないんだ。」
🐮「ええ...ダメじゃん。」
🐰「それでもGoogleのニュースから記事を見てもらっている新聞社とかもあるわけだから難しいよね。使用料を払って欲しいと法的申請の申し立てした会社もあるけど、申し立てしなかった大手出版社もいくつもある。」
🐮「Yahoo!コンテンツとGoogleの集客の違いがこのことからもよくわかるね。」
まとめるだけで評価される時代!?
🐰「最近ではニュースやブログ記事などもSNSで評価してキュレーションしてるよ。」
🐮「SNSまとめサービスで言えば、togetterとか2ちゃんまとめ、NAVERまとめとかか〜。」
🐰「そう。Twitterもtogetterのようなモーメント機能つけてるけどあんま人気ないみたいだね。まとめサービスはとても便利だけど問題になることもあるんだ。」
🐮「そうなのか...」
🐰「例えばWELQっていう SEO(記事が検索上位に来るようにする対策のこと)対策研究した会社はすごい勢いで上位に躍り出てすぐに消えたサイトなんだけど、これはキュレーションで問題を起こしたからなんだ。」
🐮「そうなの...具体的に教えて!」
🐰「WELQは以前、記者の人にこう書けば上位に躍り出るように指導していたから何を検索しても検索結果の1位はWELQの記事で独占状態だったんだ。でもある時肩こりの記事の1位が1位にふさわしくないものが出てしまっていたんだ。」
🐮「ふさわしくないもの...どんな記事?」
🐰「正解は『貴方が肩こりなのは霊が乗ってるからです!』って記事。」
🐮「いやそういうパターンもあるかもだけどさすがに少数とかでしょ...」
🐰「もちろんネット上でおかしいんじゃない?と叩かれる。WELQは慌てて記事を削除し、他の記事も調べることにしたんだ。けれどこの肩こりの記事以外にもおかしいものがたくさん出てきたんだ。確認させなきゃいけない記事がたくさん出てきて対処しきれず結果閉鎖してしまったんだ。」
🐮「そんなことがあったのね...。」
🐰「WELQ問題を受けてDeNA以外も続々とキュレーションサイトが非公開になってしまったんだ。ここでプラットフォームが重要になってくる。」
🐮「プラットフォーム?」
🐰「プラットフォームにはいろんな意味があるけれどここではビジネス用語の意味を指すよ。そのサービスを使用するにあたってきちんとしたルールを守ったり、サービス提供者と利用者との関係が重要ってことなんだ。」
🐮「その環境にあった情報をまとめないといけないってことだよね!」
🐰「下に貼ったのはプラットフォームについてわかりやすく説明してるサイトだよ!」
www.toha-search.com
google検索精度落ちている?
🐮「本当に検索精度が落ちてるの?」
🐰「ここ近年でかなり精度は落ちてるよ。詳しくはこれを見てみて!」
🐮「確かに余計な情報が多すぎて欲しい情報にたどり着かないことはあるね。」
🐰「このようなまとめサイトでよくある他人のSNS投稿を紹介してSNSで拡散させることをバイラルメディアと言うんだ。スマホ普及で急増したんだ。」
🐮「そう言えば他人の投稿って埋め込みしていいものなの?著作権とか...前から気になってたんだけど」
🐰「投稿を埋め込むのは 許可なく埋め込めるよ。YouTubeとかTwitterとかブログとかね!ただし注意しておきたいのが、インスタは本人の許可ないと埋め込めないんだ!」
🐮「いい投稿で拡散したくてもまずはルールを守って利用していくことが大切だね。」
(さいごに)全てのキュレーションサイトをキュレーションしたサイト!
(おわり)